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ツヤと色もちが変わる!髪のUV対策を“重ねて”効かせる新常識
Protect your hair from UV rays! UV care for beauty
髪と紫外線の関係:まず知っておきたい基礎
紫外線は肌だけでなく、髪のタンパク質やメラニン、そして脂質にも影響します。
その結果、手触りの悪化や枝毛・切れ毛、ツヤ低下、カラーの退色が起きやすくなります。
屋外はもちろん、窓際の室内でも積算で影響するため、日常的な対策が美髪づくりの要になります。
UVA/UVBと髪:何が起きるの?
UVBは髪内部のタンパク質損失に、UVAは色素の分解や退色に寄与しやすいと報告されています。
どちらも長時間ではキューティクルの変性や強度低下に繋がるため、単発のケアではなく“習慣としてのUVケア”が効果的です。
髪は自己修復しないため、予防を軸に組み立てる発想が大切ですよ。
カラーの退色とツヤ低下のメカニズム
カラー毛はメラニンや染料の光分解が起きやすく、退色とともに内部成分の流出が進みます。
さらに脂質の酸化が進むと、きしみやパサつきが増え、ツヤの鈍化を招きます。
「色」「質感」「強度」を同時に守るには、光ダメージを減らしつつ、補修と保護を重ねることが重要です。
今日からできる“重ねるUVケア”設計
美髪のUV対策は、①当てない工夫、②遮る工夫、③守る工夫、④直す工夫のレイヤーで考えると迷いません。
屋外でも室内でも、重ねるほど失敗しにくくなります。
分け目ローテーションと根元ドライ
同じ分け目に日差しが集中すると、頭皮の酸化ダメージが蓄積しやすくなります。
朝のドライで根元を左右に起こしながら乾かし、日替わりで分け目をずらしましょう。
仕上げに冷風で固定すると、日中の崩れも起きにくくなります。
ヘアUVスプレーの正しい使い方
スプレーは缶をよく振り、髪から15〜20cm離してミストが均一にかかる距離を保ちます。
表面だけでなく、髪を数ブロックに分けて内側にも軽くスプレーし、襟足と生え際を忘れずに。
外出時間が長い日は、汗や摩擦で落ちる前提で2〜3時間おきに薄く塗り直すと安心です。
風の強い屋外では、日陰で一旦髪を整えてから噴霧するとムラになりにくいですよ。
アウトバスの選び方:髪質別・カラー別
細毛・軟毛や前髪が割れやすい人は、軽いミストやミルクで“面を薄く覆う”ことを優先します。
硬毛・多毛や広がりやすい人は、ミルクやミスト+熱保護を組み合わせ、ドライ前後で少量ずつ重ねづけします。
カラー毛は色持ち処方のアイテムを選び、紫外線の強い季節は朝の外出前にヘアUVと併用しましょう。
オイル単品はUVブロック機能が弱く重さが出やすいため、日差しの強い日は“UV機能つきのアウトバスやスプレー”を主役にするのが安全です。
シーン別ルーティン(朝→外出前→外出中→帰宅後→週1)
朝の仕込み
根元からしっかり乾かし、冷風で固定して分け目を日替わりで変更します。
アウトバスを薄くなじませ、UVミストを表面と内側へ均一に。
帽子や日傘を使う日は、つばの大きさやUV表記もチェックしましょう。
外出前のひと手間
スプレーを円を描くように噴霧し、手ぐしで均一化します。
屋外アクティビティでは、つば広帽子+ヘアUV+首周りのストールで三段構えに。
プール・海では塩素や塩分でキューティクルが開きやすいので、出る前にミルク系で薄い被膜を作っておくとダメージ軽減に役立ちます。
外出中の塗り直し
汗や摩擦で落ちやすいので、2〜3時間を目安に少量を塗り直します。
風下に立ち、顔や衣類を手で覆って短くスプレーするのがコツです。
分け目は髪を少しずらしてから、地肌に近い位置へ“ふわっと”届くように。
帰宅後のアフターケア
ぬるま湯で予洗いし、マイルドなシャンプーで摩擦を抑えます。
トリートメントは中間〜毛先を中心に、目の粗いコームでとかして浸透を整え、規定時間おいてからすすぎます。
ドライ前にミルクで保水・保護、ドライ後は必要ならミストを“点で”足してツヤを整えます。
週1の集中ケア
補修マスクでタンパク質・脂質・水分のバランスを整えます。
ドライ後は冷風でキューティクルを落ち着かせ、ツヤの“面”を整えると仕上がりが長持ちします。
やってはいけないNG
強い日差しの日に、分け目を固定したまま長時間過ごす。
ヘアUVを“表面だけ”にかけて内側を塗り残す。
オイルだけで日中のUV対策を済ませる。
帰宅後すぐに高温ドライヤーを当て続け、摩擦と熱で追いダメージを重ねる。
どれも美髪から遠ざかるNGなので、今日からやめていきましょう。
FAQ
Q: ヘアUVは何時間おきに塗り直す?
A: 汗や摩擦で落ちる前提で、屋外が長い日は2〜3時間を目安に少量を重ねましょう。
ムラを避けるため、ブロック分けして内側にも薄く届かせるのがコツです。
Q: オイルだけでUV対策になる?
A: オイル単品は紫外線を“防ぐ”目的では不十分です。
UV機能つきのスプレーやミルクを主役にし、質感調整としてオイルを少量併用する使い方が現実的ですよ。
Q: カラー毛と黒髪で対策は変えるべき?
A: 退色しやすいカラー毛は、UVミストやミルクで薄い被膜をつくり、外出前の保護を徹底しましょう。
黒髪でも長時間の直射は質感低下につながるため、分け目対策と塗り直しは共通で重要です。
Q: 帽子とスプレー、どっちを優先?
A: 迷ったら“物理遮蔽(帽子・日傘)>スプレー”の順で優先。
ただし風や反射光もあるので、併用が最も安定します。
Q: プールや海の後の最短レスキューは?
A: ぬるま湯での予洗い→マイルドシャンプー→保水系トリートメント→冷風仕上げが基本です。
濡れたまま放置せず、摩擦を避けて素早く整えましょう。
まとめ
美髪を守る近道は、紫外線を“当てない・遮る・守る・直す”を重ねることです。
分け目ローテーションとヘアUVの正しい使い方、塗り直し、そして帰宅後の補修までがひと続きのルーティンになります。
今日からできる小さな一手を積み重ねて、ツヤと色もちのいい髪を育てていきましょう。
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