紫外線対策は夏以外も必要！髪や頭皮への紫外線の影響とは | 【頭美人】

シミやシワを避けるために、顔や体への日焼け対策は行っていても、頭皮は全くノーマークという人も多いのではないでしょうか？

お肌には気を使って日焼け止めを使用していても、髪にはなにもしていないという人が多いようです。

ただ実は、髪もお肌と同じように紫外線の影響を受けてしまうのです。

なんと、お肌の5倍も紫外線を浴びているんです。

もちろん直射日光を頭に浴びると、頭皮も日焼けしてしまいます。

日焼けした頭皮をそのままにしていると、頭皮や髪にまでダメージがでてしまいます。

しかも、紫外線は夏だけじゃなく、年中降り注いでいるのです。

夏しか紫外線対策をしてないという方は要注意！

それでは頭皮や髪にどういう日焼け対策をしたら良いのでしょうか。

日焼けが頭皮に与えるダメージ

頭皮と顔は同じ一枚の皮です。

顔が日焼けをするように、頭皮も日焼けをします。

とはいえ、髪に守られているから大丈夫なのでは？と思われがちですが、髪自体も日焼けをし、分け目や生え際、つむじなど、むき出しの頭皮部分もしっかりと日焼けをしています。

特にいつも同じヘアスタイルの場合は、分け目にダメージが集中しがちです。

また、薄毛が気になっている場合などは、頭皮全体がダメージを受けやすい状態であると言えます。

それでは、頭皮が日焼けしてしまうと、どのようなダメージがあるのでしょうか。

ケアを考えるまえに、頭皮が日焼けしてしまった時どのような症状が考えられるのかを覚えておいてください。

火傷

日焼けもひどい場合になると火傷につながります。

痛みが出る場合もありますが、あとからかゆみがでてくるときもあります。

また皮膚が炎症を起こしている状態であり、薄毛につながることもあります。

これは皮膚が炎症を起こすと、メラニン色素が足りなくなってしまうのです。

髪が乾燥する

頭皮や日焼けすることにより、髪の水分が十分でなくなり枝毛や抜け毛などの原因になります。

乾燥することによって水分だけでなく、髪の栄養素であるタンパク質までも失うこともあるのです。

髪の毛は紫外線にあたるだけでもダメージを受けるのですが、頭皮が日焼けしてしまうとそのダメージが大きくなってしまいます。

また、それにより、

・頭皮がむけ、フケが増える
・UV-Aの影響で、抜け毛が増え薄毛になる
・色素幹細胞が老化し、白髪が増える

などの頭皮トラブルを招いてしまいます。

日焼けが髪に与えるダメージ

髪へ紫外線が当たると、表面にあるキューティクルがはがれ、ケラチンがダメージを受けます。

そうすると、髪の乾燥につながり、ツヤ、ハリが失われてしまうのです。

また、髪だけでなく頭皮も紫外線によって炎症を起こしたり、毛母細胞がダメージをうけて、抜け毛の原因や白髪が増えてしまうことにもつがなってしまいます。

普段からトリートメントをしている人でも、日中の紫外線対策をしていないと、枝毛が増えて、ゴワつきやパサパサした髪になってしまう可能性が高いといえるのです。

頭皮の日焼けの予防方法

頭皮も顔や体同様、日焼けを予防するべきなので、外出時には帽子を被る、日傘を差すなど、直射日光を受けないようにしましょう。

特に、ＵＶカット機能付きのものがおすすめです。

また、日焼け止めスプレーもおすすめです。
日焼け止めといえば、クリームのイメージですが、髪や頭皮にも使いやすいスプレータイプのものも多く販売されています。

さっと使えてべたつかず、汗の臭いを抑えるものやフレグランス付きなど、種類も豊富なので好みのものを選ぶとよいでしょう。

日焼け止めスプレーの効果と正しい使い方

現在は、髪専用の日焼け止めスプレーやお肌と一緒に使える日焼け止めスプレーがたくさん販売されています。

お肌の弱い人や子供でも使えるように、低刺激の日焼け止めもあります。

シュッと髪に吹きかけるだけで、紫外線対策ができるのでとても便利。

日焼け止めスプレーを使用すると、髪をコーティングしてくれて、紫外線の影響を受けにくくなります。

髪をコーディングしてくれるので、紫外線の影響を受けなくなるだけでなく、静電気の防止や髪のまとまりをよくしてくれるトリートメント効果も◎

そのため、真夏だけでなく、一年を通して使えるアイテムです。

使い方は簡単。

お出かけする前に、日焼け止めスプレーを頭頂部から毛先にかけて満遍なくスプレーしましょう。

髪の表面だけでなく、毛束をつまんで広げて内側の髪にもスプレーしてください。

特に分け目の頭皮は日焼けしやすいので、漏れがないよう、しっかりとスプレーしていきます。

もしも、屋外に長時間いる場合は、スプレーを持ち歩き、3時間ごとに付け直すことをおすすめします。

日焼け止めスプレーは専用のシャンプーなどは必要なく、ご自宅のシャンプーで十分落とすことができます。

ただし、日焼け止めスプレーを使用したからといって、紫外線の影響は０ではありません。

また、シャンプーをする際は、強い力で洗うのではなく優しく揉みこむように洗いましょう。

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頭皮が日焼けしてしまった時の対処法

それでは頭皮が日焼けをしてしまった場合はどうすればいいのでしょうか。

家で出来る日焼け後の頭皮へのケアの方法をご紹介します。

まずは冷やそう

頭皮が日焼けをした時は、冷やすことが大切です。

頭皮が焼けてしまった場合は、冷やしタオルや冷水で速やかに冷やしましょう。

タオルを冷水で冷やし、熱がとれるまで頭皮を覆ってください。

この時に注意したいのは、直接氷などを頭皮にあてないでください。

強い刺激は逆効果になってしまいます。

頭皮の日焼けは、ひどい場合は頭皮が火傷状態になっていることも。

冷やすことで頭皮の炎症を落ち着かせ、その後はしっかりと化粧水やオイルで保湿をします。

保湿をしよう

ぬるま湯で汚れを落としたあとに化粧水を使って保湿をすることが大切です。

日焼けをすると髪の毛が乾燥してしまっているので、髪の毛に対しても効果があります。

化粧水は刺激になるようなものはさけるようにしてください。

ヒアルロン酸などの保湿成分が入っているとなお良いですよ。

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ヒリヒリとしみる場合は、落ち着くまでシャンプーは控えるようにしましょう。

それでも痛みが治まらない場合は、皮膚科の受診をおすすめします。

まとめ

日焼けは私達の肌や髪、頭皮を老化させる原因となります。

髪の分け目を適度に変え、同じところばかり日焼けをしないようするのは大切です。

頭皮の色が変わってしまわないように、ダメージを分散させましょう。

健やかな髪を保つには、頭皮への紫外線予防も必要です！

夏以外も是非実践してください！

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